錦海リハビリテーション病院
〒683-0825 鳥取県米子市錦海町3-4-5
call0859-34-2300

当院について

ごあいさつ

錦海リハビリテーション病院
病院長 角田 賢

地域の皆様と共に、未来へ向かって

錦海リハビリテーション病院は、平成18年3月の開院以来、約19年にわたりリハビリテーション専門病院として、この米子の地で地域医療の一翼を担ってきました。

この間、当院を取り巻く環境は、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響によっても大きく変化しており、当院における医療提供体制も時代の変化に対応し、迅速かつ柔軟に変革していく必要があります。そのために、ICTをはじめとしたデジタルツールを積極的に活用した病院DXを推進することで、医療サービスの質の向上と効率化、そしてスタッフのワークライフバランスの改善に繋げていくことが喫緊の課題となっています。

現在、当院は鳥取県西部地区にある6つの回復期リハビリテーション病棟を有する病院の一つとして、脳血管障害を中心に、回復期リハビリテーション医療とその後の生活期リハビリテーション(通所・訪問リハビリテーション)を提供しています。

少子高齢化が進む鳥取県において、医療機関は地域社会を支える重要な存在であり、高齢化に伴い、リハビリテーションの重要性はますます高まっています。これからも「より良い機能回復」、「より良い生活機能の獲得」、「より良い在宅復帰、社会復帰」を目指し、住み慣れた場所でその人らしい生活を送ることができるよう、変わることなくリハビリテーションを通じて地域の皆さんをサポートしたいと考えています。

最新技術で、より身近で効果的なものに

新たな試みの一つとして、最新のリハビリテーション医療機器である仮想現実(VR)技術を応用したリハビリテーション「mediVRカグラ」や、医療機関向け本格ドライビングシミュレーター「DB型Model-A」などを積極的に導入するなど、患者さんお一人おひとりのニーズに沿った最適なリハビリテーションを提供すべく努力しています。

これらの最新技術を活用することで、リハビリテーションがより身近で、より効果的なものになることも願っています。

回復期リハビリテーション病棟協会第47回研究大会in米子 開催にむけて

また、1年後の令和8年に当院は開院20周年という節目の年を迎えます。この記念すべき年に、米子の地で回復期リハビリテーション病棟協会主催の全国研究大会を開催させていただくことになりました。本大会には、全国各地から2,400名ほどの参加者をお迎えする予定であり、現在、その準備に鋭意取り組んでおります。研究大会を通じて、地域医療の発展に寄与することはもちろん、この地域の素晴らしさを全国に発信できるよう、大会運営に尽力してまいります。

感謝の気持ちを込めて

地域の皆様に支えられ、当院は日々成長しています。そして、何よりも、日々患者さんの回復に奮闘する職員一同に心から感謝しております。皆さんの熱意と努力が、患者さんの笑顔と希望につながっています。

これからも、地域の皆様の健康と笑顔のために、職員一同、心を込めてリハビリテーションを提供してまいります。

錦海リハビリテーション病院がこの米子の地にあって良かったと皆様に感じていただけるよう、これからも地域医療に貢献してまいります。

令和7年3月

 

病院概要

名称

社会福祉法人こうほうえん 錦海リハビリテーション病院


 

所在地
連絡先

〒683-0825 鳥取県米子市錦海町3-4-5
TEL (0859)34-2300 / FAX (0859)34-2303


 

病院長
名誉院長

医師 角田賢
医師 角田賢
病院長
病院長のご挨拶

名誉院長井後雅之
医師 井後雅之
名誉院長


 

副病院長

藤井春美
看護師 藤井春美
(兼看護部長)

竹内茂伸
言語聴覚士
竹内茂伸
(兼リハビリテーション技術部長)


 

事務長

善波吉人
社会福祉士
善波吉人
(兼地域医療連携
室長)


 

職員数

136名(令和6年4月1日現在) ※実人数
医師6名、看護師28名、准看護師1名、介護福祉士18名、介護士3名、言語聴覚士19名、作業療法士24名、理学療法士22名、社会福祉士3名、管理栄養士2名、歯科衛生士1名、薬剤師2名、診療放射線技師1名、臨床検査技師1名、事務職員5名


 

開院日

平成18年3月21日


 

診療科目

リハビリテーション科


 

診療時間

平日 9:00~12:00  14:00~17:00
(休診日:土曜日、日曜日、祝祭日、12月30日~1月3日)


 

病床数

回復期リハビリテーション病棟48床(全室個室)


 

厚生労働大臣が
定める掲示事項

施設基準等で
定められている
掲示事項

医療機関の
指定状況

介護保険
サービスに
係る掲示事項

教育実習指定

公益社団法人 日本リハビリテーション医学会研修施設


 

併設施設

通所リハビリテーションきんかい


 

建物概要

鉄筋コンクリート造2階建て

 

病院沿革

平成18年
3月
錦海リハビリテーション病院開院(48床)、
365日3時間の回復期リハビリテーション病棟開始(デイケア併設)
平成18年
5月
回復期リハビリテーション病棟入院料算定開始
平成19年
6月
訪問リハビリテーション(PT・OT・ST)事業開始
平成20年
4月
回復期リハビリテーション病棟入院料1算定開始
平成25年
2月
電子カルテシステム運用開始
平成27年
10月
公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価
「本体審査機能種別 リハビリテーション病院<3rdG,Ver.1.1>」
「付加機能評価リハビリテーション機能(回復期)<Ver.3.0> 」認定登録
平成28年
6月
熊本地震 JRATチーム派遣
平成28年
10月
鳥取県中部地震 JRATチーム派遣
平成29年
6月
第18回言語聴覚学会
大会長 竹内茂伸 副院長
平成29年
12月
第40回リハビリテーション医学会中国四国地方会
大会長 井後雅之 名誉院長
平成30年
7月
西日本豪雨(岡山県) JRATチーム派遣
平成30年
10月
リハビリテーション・ケア合同研究大会 米子2018
大会長 角田賢 病院長
令和2年
1月
中国蘇州市天易養老発展有限公司とリハビリ・介護事業で提携
令和3年
3月
全館Wi-Fiを完備
令和4年
12月
公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価
「本体審査機能種別 リハビリテーション病院<3rdG,Ver.2.0>」
「高度・専門機能 リハビリテーション機能(回復期)<Ver.1.0> 」認定交付
令和6年
1月
能登半島地震 JRAT R-スタッフ派遣

 

回復期リハビリテーション病棟とは

回復期リハビリテーション病棟とは、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。

 

理念・病院診療方針

理念

PHILOSOPHY

わたくしたちは、
地域に開かれた、
地域に愛される、
地域に信頼される、
『こうほうえん』 を目指します

基本方針

BASIC POLICY

わたくしたちは、
サービス業のプロとして、
正しい情報を伝達し、
自分が受けたい保健、医療、福祉サービスの提供・改善に努めます

診療方針

MEDICAL CARE POLICY

わたくしたちは、
回復的リハビリテーション医療と
地域連携を通して
患者さんの社会参加を支援します

2024年度
スローガン

SLOGAN

一歩踏み出すやる気と勇気
互いに認める多様性
深める品質 みんなの幸せ
笑顔あふれる共生社会

 

患者さんの権利と責務

錦海リハビリテーション病院は、「回復的リハビリテーション医療と地域連携を通して患者さんの社会参加を支援します」との診療方針の下、患者さんの立場に立った良質で安全な医療を提供するため、患者さんの基本的な権利を明確にするとともに患者さんに守っていただく責務を定め、「患者さんの権利と責務」としてここに掲げます。

患者さんの権利

患者さんに良質で安全な治療を受けていただくため、当院は以下のことをお約束します。

1.良質で安全な医療を受ける権利

患者さんは、どなたでも差別されることなく、良質で安全な医療を受ける権利があります。

2.十分な情報と説明を得て医療を選択する権利

患者さんは、自身の医療に関する情報を知る権利があります。
病状や治療方針の説明を十分に受け、これを理解した上で、検査や治療方法を自ら選択する権利、あるいは拒否する権利があります。また、他医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。

3.個人情報とプライバシーが保護される権利

患者さんは、診療の過程で作成された記録や病院に提示した個人情報について、個人の秘密として厳守される権利があります。また、プライバシーについて保護される権利があります。

4.個人の尊厳を尊重される権利

患者さんは、一人の人間として、その人格、価値観などを尊重される権利があります。

 

患者さんの責務

適切な医療が実施できるよう、以下のことをお守りください。

1.健康に関する情報を正確に提供する責務

患者さんは、適切な検査、治療や療養生活を受けるために、自身の健康に関する情報を詳しく正確に提供する責務があります。

2.健康状態を理解し治療に協力する責務

患者さんは、良質で安全な医療を受けるために、自らの健康状態を理解し、治療に協力する責務、および禁煙に努める責務があります。

3.他の患者さんの治療や療養に配慮する責務

患者さんは、病院の規則を守り、他の患者さんの治療や療養生活に配慮する責務があります。

 

フロアマップ

1F

フロアマップ1F
総合案内・受付
1総合案内・受付
喫茶室
2喫茶室
言語聴覚室(小児リハビリ室)
3言語聴覚室(小児リハビリ室)
通所リハビリきんかい
4通所リハビリきんかい
薬局
5薬局
レントゲン・CT室
6レントゲン・CT室
7検査室
8栄養管理室
9地域医療連携室

2F

フロアマップ2F
1病棟(一般室)
2食堂
3サービスステーション
4リハビリ室(PT)
5リハビリ室(OT)
6リハビリ室(ST)

 

病院機能評価

錦海リハビリテーション病院は、
公益財団法人日本医療機能評価機構による
病院機能評価の認定病院です。

錦海リハビリテーション病院は、私たちの活動の範囲と要求される水準を客観的に把握し、病院一丸となって集中的に質の改善に取り組むため、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価を受審し、平成27年10月2日付で「機能種別 リハビリテーション病院3rdG,Ver.1.1」「付加機能評価 リハビリテーション機能(回復期)Ver.3.0」の初回認定を受けました。

この度2回目となる審査を受審し、令和3年12月3日付で「機能種別 リハビリテーション病院3rdG:Ver.2.0」「高度・専門機能 リハビリテーション(回復期)Ver.1.0」の更新認定を受けました。高度・専門機能は2019年10月より付加機能評価にかわる新たな評価事業として運用開始されたこともあり、「高度・専門機能 リハビリテーション(回復期)」としては、中四国地方で初めての認定となりました。

今後も改善活動を継続し、患者さんにより質の高いリハビリテーション医療を提供できるよう努めてまいります。

本体審査 2021.12.3
本体審査 機能種別 リハビリテーション病院3rdG:Ver.2.0
高度・専門機能 2021.12.3
高度・専門機能 リハビリテーション(回復期)Ver.1.0

病院機能評価とは

患者さんの命と向き合う病院には、その医療の質を担保するために備えているべき機能があります。

国民の健康と福祉の向上に貢献することを目的とする公益財団法人として1995年に設立された日本医療機能評価機構は、病院が備えているべき機能について、中立・公平な専門調査者チームによる「病院機能評価」審査を行い、一定の水準を満たした病院を「認定病院」としています。

病院機能評価での審査には、本体審査と、より高い水準で評価が行われる高度・専門機能があります。評点は本体審査がS、A、B、Cの4段階評価、高度・専門機能がⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4段階評価となっています。

錦海リハビリテーション病院 病院機能評価 特設ページはこちらから
日本医療機能評価機構ホームページ「錦海リハビリテーション病院の評価結果」はこちらから

 

広報誌「KINKAI NEWS」

KINKAI NEWS バックナンバーはこちら

 

無料定額診療事業について

当院では経済的にお困りの方に対して無料低額診療事業を実施しており、医療費などの減額や免除を行っています。
地域医療連携室の社会福祉士が相談に応じていますので、お気軽にお問合せください。

 

病院敷地内全面禁煙について

当院では、喫煙による健康障害を防止するため、建物内・駐車場・玄関を含めた病院敷地内を全面禁煙としております。
患者さんや病院職員をはじめ、お見舞いなどで来院される方、全ての人を対象としております。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

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