栄養管理室
栄養管理について
チーム医療
当院では、1日最大3時間のリハビリテーションが実施されることから、患者さんの活動量が変化した時点でリハビリスタッフと情報共有を行い、栄養状態の評価及び必要栄養量の見直しを行っています。
また、高齢者に高い割合で発生するサルコぺニアについても、InBodyという体成分分析装置や身体計測による評価を入院時から実施し、入院後はNSTで経過を追い、栄養治療計画を立案しています。
InBodyの活用
InBodyは、体を構成する基本成分の体水分、たんぱく質、ミネラル、体脂肪を定量的に分析する機器です。測定結果から、栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないか、体はバランスよく発達しているか等評価し、患者さんの栄養管理に役立てています。
栄養指導
患者さん1人1人の病態、食習慣、退院後の生活に合わせて、栄養指導(相談)を行います。
食事提供について
アレルギー、嗜好への対応
入院時患者さんやご家族から聞き取りを行い、可能な限り個別対応を行います。
食欲不振への対応
ハーフ食、栄養補助食品の付加、パンや麺の提供等個別対応を行い、摂取量向上に努めます。
地元の旬の魚の提供
定期的に、山陰沖で獲れた旬の魚の提供を行っています。
認定資格取得者
私たちは、知識及び技術レベルを向上させ、より質の高い業務を実践するため、各種学会・職能団体等が認定する資格の取得を目指し、自己研鑚に努めています。