錦海リハビリテーション病院10の特色
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発症からの回復期間を意識した1日3時間、
365日の専門的リハビリテーション療法提供体制
錦海リハビリテーション病院では、脳卒中、老年病などで身体が不自由になった方を対象としたリハビリテーションの専門病院です。急性期病院から発症後早期に患者さんを受け入れ、集中的に回復期のリハビリテーションを実施し、早期の在宅復帰および社会参加を目指します。
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チーム医療の実践
- 医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、社会福祉士、管理栄養士、薬剤師等、多職種病棟所属・連携によるチーム医療
- 定期的なリハ・カンファレンス実施
- まくれん隊、NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)、褥瘡対策チーム、改善委員会などの横断的機能チーム介入
- 車いす委員会による患者さんの個別性に合わせた車いすや歩行器の選定・調整
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ADL向上アプローチと転倒リスク管理
- 看護介護・リハ協調による病棟ADLアプローチ(できるADLとしているADLの差を埋める)と病棟生活訓練の実践
- 遅出(または早出)リハ介入による移動・更衣・排泄動作自立アプローチ
- 入浴チームによる入浴動作評価・介入
- 介護士主導によるアクティビティ介入
- 「まくれん隊」チーム主導の転倒事例対応
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病棟=生活の場=リハビリテーション提供の場
- 48床全個室による個々に適した環境設定、食堂・トイレ・浴室など自立を促す構造設備、十分なトイレ個数、浴室は4室+自立訓練用1室
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脳障害による痙性麻痺、言語障害、高次脳機能障害、摂食嚥下障害などあらゆる障害に対応できる専門的リハビリテーション
- フェノールブロック、ボトックス、装具療法(評価用TAPS導入)、電気治療器(Vital Stim)、電気刺激装置(IVES+)、上肢用ロボット型運動訓練装置ReoGo-J、舌圧計などの導入
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摂食嚥下障害に対する包括的リハビリテーション・アプローチ
- Off-tube → IOC(Intermittent Oral Catheterization:間歇的経口経管栄養法)の実践
- ST主導による医科歯科連携(義歯調整)
- 歯科衛生士配置
- NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)による介入
- がんリハ(摂食嚥下障害含)対応
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チームワークの円滑化、情報共有
- サブリーダー制導入
- 看護とリハの協調(随時のミニ・カンファなど)
- 介護士の専門性発揮(介護ケアプラン作成、病棟空き時間アクティビティなど)
- 電子カルテシステム導入(H25~;MBテックKK)
- 必要最低限の紙カルテ管理(書類等)併用
- 副院長3名体制(医局、看護、リハ代表)
- 病棟師長・主任、リハ各部門主任制
- 回復期リハ看護師、回復期セラピストマネージャー養成
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安心して自宅退院できるための支援の充実
- 社会福祉士による介護保険制度等の紹介
- 家屋評価
- IADL評価、訓練
- 外泊訓練
- 運転評価(山陰中央自動車学校との連携)
- 医療-介護-福祉の十分な連携(退院前地域カンファレンス等)
- 短時間個別の通所リハ、訪問リハ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)併設
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地域連携
- 急性期病院との連携
- 地域医療連携室に社会福祉士を複数配置し病院連携室間の連携を図る
- 迅速な入院判定(病床会議)
- 地域連携パスの稼働
- 脳卒中6ヶ月後維持期状況連絡票の稼働
- 在宅介護支援スタッフとの連携
- 後方施設との連携(法人内・外)
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教育研修制度
- 全体勉強会(週1)
- 部門毎の各種カンファレンス、院外講師による指導
- 積極的な学会・研修派遣
- 年度業績集の作成