この度、当院では上肢用ロボット型運動訓練装置ReoGo-Jを山陰で初めて導入しました。ReoGo-Jは患者さんの上肢麻痺の程度に合わせ、17種類のアームの動きと5種類の異なる訓練モード、負荷や速度、範囲などを組み合わせて訓練メニューを設定できます。そしてコンピューター管理により、安全に訓練を行いながら、訓練量の確保が可能となります。また訓練記録が保存され、グラフ等で訓練結果を表示でき、患者さんのモチベーション維持向上にも期待がもてます。回復が難しいとされる上肢麻痺に対し、質・量の高いリハビリテーションを提供していけると考えております。